印西歴史愛好会の紹介

会のはじまり ―  平成8年5月 市政施行を機に!

 

昭和29年に「印西町」が誕生した頃の我が町は、人口約1万8千人前後の田園と里山に囲まれたのどかな町でした。やがて北総台地に千葉ニュータウン計画がもち上がり、土地の買収が始まり、道路が出来、建物が出来、昭和59年頃から千葉ニュータウン中央駅圏内での入居が始まりました。国の事業だけに留まらず、民間の宅地分譲にも拍車がかかり、印西町は日本一人口の多い町に成長していきました。そして平成8年4月には単独で市政施行が行われ、「印西市」が誕生しました。

 私たちの「印西歴史愛好会」は、この新しい市「印西市」の誕生をきっかけに、ここに生まれ住む人も、全国から終の棲家を求めて集まった人も、共に学び合い、教え合うことを願い、故渡邉鞆哉氏を中心とした有志の呼びかけで平成8年5月に会が出来ました。

 初代会長の渡邉鞆哉氏が設立当初から口癖のように言っていたことは、「歴史を学ぶことよりも、歴史から学ぶことが大事なこと」ということです。今日我々を取り巻く様々問題も、過去の歴史を学び、そこから新しい共生・共存の道を歴史が指し示してくれることも少なくありません。

平成22年3月に印旛村・本埜村と合併した印西市は令和6年人口約11万人の市となりました。様々な人の、それぞれの経験と頭脳が印西に集結していると思います。共に学び合う場がここにあります。


inserted by FC2 system inserted by FC2 system